日清紡グループ
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一見すると凹凸のある平板ですが、硬質樹脂と軟質樹脂が交互に配置され、湾曲させることが可能です。
更に、両端には連結するための嵌合形状を有しているので、単体では100mm程度の幅しかありませんが、連結することにより、無限の大きさになります。パーテーション部材や照明カバーとして使われます。
押出成形では、溶融された樹脂を金型から押し出し、サイジングという冷却金型を通過させることにより形状ができます。金型から出た溶融樹脂は引き延ばされるため、通常、金型の出口サイズよりサイジングの入り口サイズは小さく作ります。
この製品は幅100mmに対し19ヶ所の角があります。大きさが違う金型の出口とサイジングの入り口で、その全ての角がピッタリ合わなければ形状が崩れてしまいます。金型製作時、この位置合わせに大変苦労しました。
多くの凹凸があるため、平板のまま連結しても目隠し効果があります。この特徴を生かし、大手ファストフードメーカーのパーテーションとして採用されました。また、円筒に連結することにより光を拡散させることができる為、展示会での照明カバーとしての実績もあります。
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