浴室の壁と壁の隙間、浴槽と壁の隙間には、これまではシリコンコーキングを施すことにより隙間をふさいでいましたが、乾燥するまでに2~3日必要となり、その間は入浴できないという問題がありました。その問題を解決する為、多くの浴室メーカーでは、乾式目地という押出成形品を使うようになりました。弊社でも数多くの乾式目地を全国の浴室メーカー向けに生産しています。
この浴室用乾式目地は、硬質材料、軟質材料の2層成形品で生産されますが、端部は、床や天井の形状に合わせて切り欠き(凹凸形状)が必要になります。これまでは後工程でこの切り欠きをプレス加工していましたが、弊社では2005年よりこのプレス加工をインラインで実施しております。立上当初は大変苦労しましたが、現在では多くのノウハウが蓄積され、弊社の強みの一つとなっています。