日清紡グループ
無料ご相談受付中
巾木、廻り縁など、住宅内装部材の多くは木に似せたプラスチックでできています。木に似せる為には、押出成形品に木目柄を付ける必要があります。木目柄を付ける方法としては次の3つの方法があります。① 分子量の高いマスターバッチを樹脂に混ぜる。② 木目調のラッピングシートを押出成形品に貼る。③ 押出成形品に直接、UVインクジェットプリンターで印刷する。ここではUVインクジェット印刷について紹介します。
UVインクジェット印刷とは、微細なUVインクを製品に噴射し、紫外線を照射することでインクを硬化させる印刷方法です。乾燥が早く、表面が硬いことが特徴です。弊社では2020年よりUVインクジェットプリンターを導入し、稼働中です。
巾木と巾木を連結する射出成形部品はこれまで水圧転写にて木目柄を付けていましたが、これをUVインクジェット印刷に変更することにより、大きなコストメリットを出すことができました。また、デジタルデータから印刷するので転写柄の在庫を持つ必要もなく、小ロット対応も可能であり、お客様に大変喜んでいただいております。
木目柄だけでなく、デジタルデータがあればいろいろな意匠を印刷することができます。深みのある大理石調は高級感ある仕上がりとなっています。また、これまでは艶のない製品を作るには、特殊材料を使う必要がありましたが、UVインクジェット印刷ならば、艶あり、艶なしも自由に印刷することができます。特殊な方法としては、UVインクを積層する事で、凹凸のある意匠を作ることもできます。
Online Consulting
お見積り・試作対応から金型製作まで迅速で小回りの利く対応でお客様をサポートします。まずはお気軽にご相談ください。
ご相談はこちら