透光ルーバーパネル | 異形複層成形

透光ルーバーパネル

光を通す次世代フェンス

 PMMA(アクリル樹脂)
 各種対応可能

「都市部では庭が狭いためフェンスを付けると部屋が暗くなる。でも他人の視線も気になるから光を通す明るいフェンスを作れないかな。」
お客さんからのこんな要望から次世代フェンスの開発が始まりました。

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一般的な樹脂フェンスは押出成形の単色で成形されます。光を通すフェンスにするには透明にしなければなりません。

しかし、透明にすると見た目の商品価値が下がり、更には他人の視線を遮れずフェンスの本来の目隠し機能を失ってしまいます。

「視線を遮る」=「光を遮る」事が当時の常識でした。「光を通しながら視線を遮る。」この難題に苦悩する日々が始まりました。

そんなある日、窓に設置されたブラインドを見た技術部のTさんが大声を上げました。

「これだ!ブラインドだ!」
ブラインドは不透明な板を等間隔で配置し、光は板と板との間を通過してきます。そこで、次世代フェンスも透明樹脂と不透明樹脂を交互に何層も配置することでブラインドと同様の機能が得られると考えました。

太陽光と照射角度と透過率

押出成形で2種類の樹脂を交互に配置することは非常に難しい技術です。

しかし、50年以上の技術の蓄積がある弊社では・・・やはり苦労しました。試作と透過率の測定を繰り返した結果、2色85層、光を通すが視線は遮る次世代フェンスが完成しました。

・特許登録済み(特許5367538)(特許5606689)
・意匠登録済み(意匠1395712)